知っておきたい! 白ナンバートラックと今とこれから//法改正、課題、事業者が取るべき対策

目次

1.はじめに//なぜ今、白ナンバートラックについて知るべきなのか

まず、白ナンバートラックとは・・・ですが、トラックには緑ナンバー白ナンバーの2種類があることはご存じでしょうか?簡単に説明すると、緑ナンバーのトラックは「事業用」。白ナンバーのトラックは「自家用」に分かれます。緑ナンバーの事業用トラックは荷主から運賃をもらい荷物を運搬するのに対し、白ナンバーの自家用トラックは自社製品を運搬することが出来ます。

車両
緑ナンバー「事業用」A社)工場で作られた車部品の運搬を、(B社)が請負い、運賃を受け取りC社)工場へ運搬する。
白ナンバー「自家用」(A社)工場で作られた車部品の運搬を、(A社)社員が(C工)場へ運搬する。

今回、道路交通法の改正(道路交通法施行規則第9条の10/安全運転管理者の業務)に内容が追加され、白ナンバーのトラックを保有する事業者に対応が必要になりました。

2.法改正の内容

内容は以下の通り。

2022.04.01 施行

(1)運転前後の運転者に対し、当該運転者の状況を目視等で確認することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認すること(1日2回)

(2)前記(1)の内容を記録し、当該記録を1年間保存すること

2022.12.02施行

(1)運転者の酒気帯びの有無の確認を国家公安委員会が定める検知器(アルコールチェッカー)を用いて行うこと (2)アルコール検知器を常時有効に保持すること

3.今後の動向予測//白ナンバートラックを取り巻く環境はどう変わる?

2022年4月と2023年12月二段階にわたって、一定第数以上の白ナンバー車両を使用する事業者に対し、運転前後のアルコールチェックが義務化されました。背景には2021年6月に千葉県で発生した白ナンバートラックによる飲酒運転が原因の事故があります。今のところアルコールチェックが義務化されただけで、罰則はありませが、今後の動向は・・・

罰則の導入
現時点でアルコールチェックが義務違反に対する直接的な罰則はありませんが、飲酒運転根絶のの社会の流れから、将来的には罰則が導入される可能性はかなり高いと考えられます。法改正が行われたわけですから、守られているかのチェックが行われるでしょうし、その時に出来ていない事業者がいたり、飲酒運転が無くならないようなことがあれば、罰則が追加されることでしょう。今は、体制を整える準備期間とも言えます。法改正の目的や趣旨を理解し、これらの変化に対応するために、安全管理体制の強化、最新技術などの導入などが、今後ますます重要になってくるでしょう。常に最新の法改正や技術動向を把握し、適切な対策を講じることが、持続可能な事業運営の鍵となります。

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